CNS 各メーカー サービス比較2016年12月版

Camera

2016年12月時点での各カメラメーカーのサポート状況まとめです。(価格は税抜表記)

Canon

従来サービスセンター(以後SC)にて行っていた”センサー清掃”(1000円)サービスを廃止して”あんしんメンテスタンダード”と”あんしんメンテプレミアム”に切替。2016年7月21日〜
あんしんメンテスタンダード
SC内にて行うカメラボディを対象とした作業であり分解をしないもの。
・センサー清掃  (従来1000円だったもの)
・ボディ簡易清掃 (従来500円だったもの)
・簡易点検    (従来無料だったもの)
すべてを抱き合わせて(3000円)と改悪。←センサー清掃以外不要なのに・・・
あんしんメンテプレミアム
工場にて行うカメラボディ・レンズを対象とした作業であり分解を伴わないもの。
あんしんメンテスタンダードの内容に加えて計測器を使い各センサーやシャッターの精度点検を行う。
EOS1D系(10500円)EOS○D系(7500円)それ以下(5500円)EOS-M(4500円)

どちらも分解を伴わないため点検のため内部部品の摩耗等の潜在的な不具合までは発見出来ないと思われます。保守期限前の最終点検は普通修理にて分解見積もりを依頼した方が安心であると思われます。

これに伴いベストピント調整サービスが消滅したため基準値の範囲の広過ぎる新品レンズを購入するのが怖くなりました。 またCanonSCでは依頼時の内容の伝え方によって修理区分が異なる感があるので自分の整理券の番号が出て感じの悪そうな担当者が手を上げていたらスルーしてしまうのがよいかもしれません!

Nikon

メーカーからの公式発表が無いまま2016年11月より新料金へと改訂されました。料金表はSC窓口に”おすすめ点検パック”と記載された料金表が貼ってあります。当方が正式発表の有無を尋ねると「HPにも告知してません!」と言われてビックリしました。なんかボッタクリBARに引っかかった様な感じ・・・

他社SCと違ってスタッフの知識がしっかりしておりカメラの状態を説明するとすぐに理解してくれるためユーザーのサポート満足度がずっと高評価だったので事前に告知しておけばキヤノンよりは避難されなかったと思うんですがねぇ・・・

おすすめ点検パック
キヤノンも値上げしてるからウチも上げちゃえ!って感じでしょうか?
一番気になるのはピンズレなワケで・・・

D5とD500の発表で飛躍の年になると思われたのに散々な結果になってますよねぇ・・・

SONY

SC自体がカメラ専門でなく各種家電と共用で宅配便の配送受付みたいな雰囲気ですwww 受付のお姉さんは早く帰りてぇ〜と言いたげに怠そうに座っております。

そもそも期待してなかったので・・・SONYタイマーが発動しないことを祈りますwww *写真は適当に撮ったSONYの看板のあるビルでSCではありません!

センサー清掃パック
・ボディ(外観清掃・センサー清掃)+レンズ1本(外観清掃)(3000円)
・ボディ(センサー清掃)持込のみ(1000円)
いずれの場合も大変混み合ってるので来社予約をしてくれとのこと。

センサー清掃を安価に設定しているので一番良心的に見えるのですが実は落とし穴があります。 家電メーカーの考え方なのかグリップラバーなどの使用していれば劣化する部分も単体としての部品設定がなく総ての部品がある程度組み上がったユニットとしての交換を前提としているためメンテナンス費用が他社に比べて異様に高額になると云う点です。 この辺がメリット多くてもSONYがキワモノ扱いされてしまう原因でしょうね。

なんと言うか・・・

2大カメラメーカーがレンズのピント調整料金を大幅に改訂したためユーザー自身で調整出来るSIGMAやTAMRONのレンズを購入するのが一番安心と云う本末転倒な結果になった気が・・・(;¬_¬)