ADIOS SONY FE MOUNT!

Camera

二度あることは三度あると機種変更の連続だったSONY機ですが最終的にすべて処分しました!

放流したレンズ達が無事にセカンドユーザーの元に渡ったみたいなので経緯をメモ書きしておきます。

a9マルチインターフェイスの取付不良リコール修理からの。。。

ここ最近メイン機として使っていたa9ですがホットシュー部分にガタツク可能性があるとリコールが出ていたのでGAME_SHOW前にメンテナンスも兼ねて修理を依頼することにしました。

最上位機種でこの手のリコールが出ること自体ありえないコトだと思うのですけどねぇ。。。?∩(+`ω´+)∩

修理依頼〜初回連絡

あるカメコさんのBlogにてSONYのサポートの悪さは事前情報として知っていたので最初から期待はしていなかったのですが劣悪さは半端無いものでした。今回は無償修理を依頼したのですが修理部門に到着してからの自分への連絡は日中連絡が取れる筈の無い自宅への電話でした。(集荷前に日通ドライバーから連絡を入れさせるからと自宅番号も聞かれていた。)何故かその後スグ携帯に連絡してくれない理不尽な対応により無駄な1日のロスが発生。(9月6日)そして翌日にようやく連絡がありました。(9月7日)
この時点での会話内容はマルチシューのガタツキは確認したが合わせて調整を依頼したレリーズの件が理解出来なかったので確認したいとのコトでした。これはa9のレリーズの調整が悪くいわゆる半押しの位置が浅すぎるため指で切る連続ショットが非常に困難だと痛感していたのでメモ書きで依頼していたのですが全く理解出来なかったので確認してきたとのコトでした。

セカンドオピニオン?〜仰天の展開

そして週明けにまた連絡が来ました。(9月10日)今度の連絡は一度は不具合を認めたシュー部分が腐食しているから有償修理を行いたいとのコトでした。当方としてはホットシュー部分がガタツクから負担がかかり磨耗しているのも一因なのではないか?と意見してみたところ「原因は不明なんですが有償対応です。」と怠そうに主張してくる意味不明な展開。腐食しているなら発光すらしないだろ!と思いながら一応料金だけでも聞いたところ電話をかける前に見積りすら出していないコトが判明。そもそもこの件を依頼したのは8月27日なんですけど???こうなってくると悪い予感しかしてこないので某WEBで損切計算しながら次の連絡を待つコトに。

数時間後にまたまた連絡が「料金は2.5万になります!」とか??? 先方の修理が必要と主張する箇所と今回のリコール箇所が隣接しており干渉する部分であることとユーザーが修理依頼した際には上部アッセンブリー交換と処理してユニット単位で料金を請求するのだから料金を請求されるのは意味が分からないと質問すると責任者であるが修理をするわけではないので再度確認すると。。。(゚Д゚)ハァ?

そしてシステム完全売却へ。。。

その数時間後に再度連絡があり「通常修理ではないので部品だけ交換するため腐食部分は有償修理を御案内させて頂きます。」とか?前週にリコール部分の確認連絡してきて翌週に有償っておかしくね?もう不信感と不満感MAXな状態でしたが、この時点において損益計算が終わっていたため無駄な時間を経過するより一刻でも早く完動する状態で処分をする方向へ舵を切るべくリコール箇所以外は通常行うクリーニングを行って早急に返送する様に依頼する。すると納期も連絡しないまま担当者は電話を切ってしまいそれっきり。。。

その後・・・
修理品は翌日(9月11日)に自宅に到着したため翌々日(9月12日)の朝方に買取査定を依頼。予想通り症状としての不具合がないため無事に全品定額買取の対象となりました!総額120万超! いや〜中古品ってワケありなんでホントに怖いですねヽ(´Д`;≡;´Д`)丿

かなり多くの方にZ7かEOS_Rのどっちかを買うのか?と聞かれましたがフルサイズのミラーレス機は想像以上に神経を使うのでレフ機がある限りもう要らないです。購入するなら小型のEOS−Mかな?

手元が極端に軽いバランスの悪い機材で撮影していたためバッテリーグリップを装着しなくても違和感なく撮影出来る様になったので十分に軽くなりました!∠(`・ω・´)

指摘された腐食の原因を考察する

今回の修理時に指摘された腐食とはストロボを装着するマルチインターフェースシューのピン部分に腐食が見られるというコトでした。このシュー自体が欠陥構造だとする意見も少なくない様にシューの内側に潜んだ様にあるため自分でメンテをするコトは非常に困難です。それでも使い方の荒い魚○カメラマンや光の魔術師イ○コが使っているので大丈夫かなと認識して普通のカメラの様に運用してしまったのが敗因みたいです。SONYのカメラを使うなら使用する時以外はマルチシューに小さなプラスチックカバーの装着を徹底することと移動する際にはマルチシュー部分に負担をかけない様にストロボを外すことが不可欠だと思われます。

あとは純正ストロボでありメーカーがウリにしているクイックシフトバウンス操作する際もゆっくり且つ丁寧な操作が必須だと思われます。ミラーレス時代のSONYタイマーは最凶だ。。。
対策案として
目先の金額に捉われずソニーストアで5年ワイド保証に加入して購入して満了になるタイミングで買替続ける一択が正解なのでわ?(魔術師もソニスト購入だったみたいですね。)

ちょっとしたコトでも満額の技術料と高額な部品代金が発生するSONY機を維持し続けるのがイヤになったので全売却したと言うのが真相です。SONYのカメラは減価償却できればOKみたいなマネーゲーム的思考で捉えられる精神的にアダルトな方向けのカメラみたいです。

SONYを使って得たもの

マウントアダプターを介してNikonとCanonのレンズを同一CMOSで撮影出来たコトによりNikon機で撮った際の色味はナノクリスタルコートの色味だと気がつくコトができました。これは当たり前の様ですが実際に自分で発色傾向の違いを確認出来たので設定する際の迷いが消えたのは大きなプラス要因です。ま〜現状のD800系はファイルサイズが大きすぎて撮影枚数の多いイベント撮りに使おうという気はしませんが! そしてSONY機を使った2年間でPhotoshopのRAW現像スキルが飛躍的に向上しました!それまでNikon使用時に悩んでいた色味も違和感なく現像することが出来るようになりました!

SONYの緑被りを除去する現像方法を大公開

SONY機で撮影した画像を展開すると一番?に感じるのは不自然に緑色だけが濃い画作りですよね。。。

そこでRAW現像時にトーンカーブの緑出力だけを抑えてやると。。。

それまで塗りつぶされていたマゼンタが顔を出して色調がかなり改善されるんですね。なんとな〜く禁断の領域な気もするんですが・・・(w)色温度と色被り補正だけで調整するよりは階調の波状は軽減されるので試してみると便利かもしれません。ちなみにこのテクはPhotoshop_Elementsでは出来ません!