敢えてD800EからD810へ移行した理由
デジカメは旬な期間が短いので一世代開けて更新して行くのが最もコスパが高い事は承知しているのですがD800E→D810の進化はとても魅力的でした(^○^)

D800のロゴが斜めに入っているのが許せない!との意見がかなりあったそうです(??)

Nikonのカメラはファインダー・液晶モニター・三脚穴の中央が同一軸上に重なる様にデザインされているとのことです。それを踏まえて見ると撫肩デザインも気にならなく思えます。
AF機能の大幅な向上
従来のカメラを遥かに凌駕したAF精度のD800Eの性能には満足していたもののカメラの向きを縦⇔横と切り替えた時のAFフレームの移動だけは苦労していました・・・。これまでに使っていた5D3には縦横のAFフレームの基準点をそれぞれ任意の場所に設定出来てカメラの向きを変えただけで自然に移動させる機能が備わっており楽するコトになれてしまったのが一番の要因ではあるのですが・・・

はて?D810のAFもF5.6クロスセンサーのみ搭載なんですがF2.8クロスを搭載するCanon機と同等以上の精度を秘めている様な気がしますよ?←【個人的感覚】

新機能のグループAFは上下左右の測拠点で位置情報を補間する機能で5D3にも領域拡大AF上下左右4点と備わっているのですがその表示方法が違ったりします。D810の場合は周辺の4点のみクロス枠が表示され中心枠は表示しないことから被写体が見やすいと感じています。その4点の表示も出荷時点の設定では普通のAF枠ですらなくドット状態であり視界は良好です。自分の場合は縦位置の時はグループAFに設定してラインセンサーの弱点を相殺している感覚です。
一度楽をしてしまうともう戻れない
当初はD800Eをサブ機として使う予定だったのですが楽々機能がないカメラを使う気ってしないワケですよ。古くからのNikonユーザーにとってはCapture NX2が使える最後の機種として重宝されているみたいでしたが新参者には関係ないお話なのでD800Eを処分して・・・(汗)
EXPEED4の新ピクチャーコントロールの画作り
発売日にD810を購入した友人によるとD810は従来機より1/3段程暗く写ると聴いていたので購入後に撮り比べをしました。


全く同じ設定で撮影していますが確かにD810の方が暗い様な気もします?


三脚を使用してないため微妙に構図が違うからかもしれませんが?


でもよく見ると緑が鮮やかに描写されているので新PictureControlの色が濃くなったことによりアンダー気味に見えているものと思います。D800EではF8位から解像し過ぎて酔いそうに感じるモノがありましたがD810では適度なシャープネスに緩和されている様に感じています。その反面ある程度安定してきた色設定を自ら白紙に戻してしまった感は否めません(T○T)